エンジンはエンジン本体と付属装置=エンジン装置によって構成されています。エンジン本体は、吸入・圧縮・膨張・排気のサイクルを司る部分及びその往復運動を回転運動に変えるクランク機構を担う部分です。即ち、シリンダー、シリンダーヘッド、吸気マニホルド、排気マニホルド、水ジャケット、ピストン、連接棒、クランク軸、カム軸、カム、押し棒、弁テコ、吸気弁、排気弁です。エンジン装置には燃料装置、冷却装置、潤滑装置、排気・消音装置、始動・発電装置、点火装置があります。燃料装置は、タンクからの燃料を噴射して、シリンダーに吸い込ませる役割を担い、タンク、燃料管、燃料ポンプ、燃料噴射装置、空気清浄機(エアクリーナー)からなっています。冷却装置と潤滑装置はエンジンの過熱を防ぎ摩擦抵抗を減らす役割があります。冷却装置については、前述のように水ジャケットはエンジン本体に属しシリンダーの外周を取り巻いていますが(この中に水が流動してシリンダーから熱をとる)、水ポンプ、ファン、サーモスタット、ラジエーター(放熱器)はエンジン装置に属します。排気・消音装置は、排気管及び消音器(マフラー)です。始動・発電装置は、始動発電機及び充電発電機です。点火装置の役割は、シリンダー内で圧縮された混合気を点火して爆発させることです。点火は電気のスパーク火花で行います。点火装置の仕組みは、点火プラグ、点火コイル、配電器、断続器及びそれらを結ぶ電線からなっています。

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